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介護に関わる全ての方へ

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介護に関わる全ての方へ

はじめまして。

当サイトを運営しておりますkekkeといいます。

当サイトは介護事業の経営者、介護職業界で働く職員、在宅介護を行う家族の方、介護に興味がある方、介護に関わる全ての方へ、何かしら役に立つ情報を提供することを目指しております。

私は現在医療・介護分野の法人にて、経営幹部をしております。

福祉系大学にて児童福祉分野の勉強をしておりましたが、社会福祉士養成課程における現場実習にて、心がポッキリ折れてしまい、

結果的に老人福祉・介護の領域で就職しようと思い、現法人に入職し、今に至っております。

最初は介護老人保健施設の認知症専門棟に、介護職員として入り、介護現場の基本を学び、それからソーシャルワーカー、ケアマネージャーとなり、ご家族側の立場を学び、そして事務方を兼務しながら、現在は法人幹部となり、法人全体の事業計画及び予算案の作成、法人内介護施設のマネジメントを行なっております。

現場の介護職員から現在の法人幹部に至るまで、華々しいサクセスストーリーのように思う方も多いでしょうが、当の本人は、根っからの現場大好き人間なので、今の立場になりたくてなったわけではなく、それでもご利用者様と職員を守る為、幾度となく泥水をすすりながら、日々精進し続けている最中です。

今は現場叩き上げの方が増えてきましたが、少し前は、どこぞやの銀行に勤めてたとか、一部上場企業の管理職だったとかいう人たちが、法人トップの繋がりとかで、介護施設内において権力のある立場に置かれていることが多く、そのような人たちは、介護施設経営を、数字を見て管理する為、現場との軋轢が生まれやすい状況がありました。(もちろんそういう方の中にも、介護施設の特徴を踏まえたマネジメントをされる方もいらっしゃいます。)

私が最初に介護施設の統括的立場になったのが、35歳頃で、世間の相場的には、比較的若い段階でなっている為、周辺施設との集まりなどに出た時は、「あんな若造が。」とか「介護の現場上がりで経営なんて分かるのか。」とか、かなりの白い目を向けられておりました。

今となれば、その立場にいる方々は、基本孤独であり、なんとなく理解できるのですが、その頃はなにクソと思い、それを糧に多くの事柄を学び、現在に活かされております。

介護施設の経営・マネジメントは、事業の特徴及びそれに関わる人々の特性から、一般的な経営理論をそのまま持ってきても、上手くいかないことが多いです。

介護事業はサービス業ではありますが、かなり異質な業態なのです。

サービスする側、される側だけの観点だけでなく、その周囲を取り巻く人や感情や情勢、全て含めて、それこそ関わる人全ての人生を覗き見る必要があるのではないかと思わされるほど、複雑怪奇な経営マネジメント手法が必要と考えております。

また介護業界で働く人々は、そのような複雑怪奇な環境で働いている為、様々な面で苦労をされてる方も多く、転職を考えたり、介護業界から離れたりする方も見られます。

そしてご家族で介護されている方々も、家族介護だからこその大変さに、日々苦労されていることが多いかと思います。

当サイトではそのような介護に関わる全ての方々に、役に立つ情報を提供し、少しでも心を軽くしてもらえればと思い、運営しております。

私が様々な立場で経験した介護に関わる情報を散りばめておきますので、ぜひ何かの糧にしていただければ幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

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